日本公認会計士協会では、監査法人ガバナンス・コードの公表を契機として、2017 年2月に監査事務所情報開示検討プロジェクトチームを設置し、監査品質の指標( AQI )を検討課題の一つとして取り上げ、検討を行っておりました。 2018 年 11 月 15 日に開催された常務理事会の承認を受けて、「監査品質の指標( AQ I )に関する研究報告」を 2018 年 11 月 21 日付けで公表しました
この研究報告は、上場会社の監査を担う監査事務所が、監査品質の向上に向けた取組について外部に公表する場合や監査チームが被監査会社の監査役若しくは監査役会、監査等委員会又は監査委員会(以下「監査役等」という。)に説明する場合に、監査品質の指標(Audit QualityIndicator(以下「AQI」という。))として用いる項目及びそれを用いる際に参考となる情報を取りまとめたものです。
なお、この研究報告は、AQIを通じて、監査品質の向上に向けた取組状況についての外部の利害関係者の理解を促進し、監査チーム又は監査事務所と利害関係者とのより建設的な対話に資することを意図しています。
以下で、その内容を確認していきたいと思います。
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