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TOKOニュースレター Vol.93

エンドースメント手続

企業会計基準委員会(ASBJ )は、 IFRS 第 16 号「リース」等を対象としたエンドースメント手続を実施し、平成 30 年 6 月 18 日に、修正国際基準の改正案を公表しています。リース業界、リースを利用する企業にひと時の話題となりましたため、簡単に触れたいと思います。

  1. エンドースメント手続とは??
    まず、「エンドースメント手続」という言葉を聞きなれないかたもいるかと思います。
    「エンドースメント手続とは、 IASB (国際会計基準審議会)により公表された会計基準及び解釈指針について、日本で受け入れ可能か否かを判断した上で、必要に応じて、一部の会計基準等について「削除又は修正」し、金融庁において指定する仕組みのこと。 」( Lotus21 より)をいいます。
  2. 修正国際基準の位置づけ
    修正国際基準は、上記のエンドースメント手続をえて、IFRS を日本向けに「削除また は修正」されたものです。ただし修正点が多すぎると IFRS とかけ離れたものとなってしまうため、現段階で IFRS との相違は、のれんの償却、株式売却損益のリサイクリングの、主に2点のみとなっています。にもかかわらず、国際的な評価としては、修正国際基準は IFRS 修正基準ではなく、「日本独自の基準」と評価され、当初「日本版 IFRS 」という名称の予定がそれすらできなくなったという、 中途半端 な基準となってしまっています。
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