国際会計士倫理基準審議会(IESBA )から、2016年7月14日に新規定「違法行為への対応」が公表され、2017 年7月15日から適用となりました。
この基準は、職業会計士が依頼人又は雇用主による違法行為又はその疑いに気付いた場合に、公共の利益のためにとるべき行動について職業会計士を手助けするフレームワークを規定するものであり、すべての職業会計士に適用されるものとなっております。
今回は、この内容について、確認したいと思います。
1.公表の経緯
規制当局をはじめとする利害関係者から示された以下に掲げる3点の懸念に対応するため、会計士が公共の利益に資する行動を行うための規定として導入された。
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