TOKOニュースレター Vol.26

学校法人会計基準の在り方に関する検討会について

学校法人を取り巻く経営環境が大きく変化する中、公教育を担う学校法人の経営状況に関して、社会に対する説明責任が一層求められています。また、近年世界的な会計の動向から、諸会計基準において様々な見直しが行われています 。文部科学省では、この様な状況に鑑み、学校法人会計基準の在り方について有識者による検討を進めるため、学校法人会計基準の在り方に関する検討会を立ち上げ、 平成 24 年 8 月に第 1 回目を皮切りに 平成 24 年 １２ 月 6 日 までに６ 回 会議を開き検討しています。
ちなみに第 1 回目の検討会では、平成 24 年 3 月 30 日に文部科学省から公表された「学校法人会計基準の諸課題に関する検討（課題の整理）」の論点を踏まえた上で、今後の改正ポイントが議論されています。
改正する際の検討ポイントは、１）私立学校の特性を踏まえて私立学校の振興に資する、２）一般に分かりやすく、３）経営者の適切な経営判断に資する計算書類とするという３つの要請事項に応えることとしています。
平成24 年 12 月 6日に行われた第 6回の配布資料によれば、下記のような検討項目と基本的な方向が示されていますので、参考にして下さい。